- 何日まで留守番ができるのか?
- 注意すべきポイント
- 上手に留守番をしてもらうための対策
などをお伝えしています。 愛猫にお留守番をしてもらう機会の多い飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
猫の留守番は何日まで大丈夫?
ネコちゃんは、ワンちゃんに比べると、比較的お留守番が得意な動物です。 というのも、猫は単独生活を好み、飼い主さんに依存せずに生活できる動物だからです。 また、一日の大半を眠って過ごす動物のため、留守番中もスヤスヤと休んでいる子が多いです。 そのため、半日~1日程度のお留守番であれば問題ではないと思われます。 冬場など比較的過ごしやすい時期の場合、2日間程度なら大丈夫なことも多いです。 その際には、以下でお伝えする注意点に基づいて、お出かけをするようにするといいですね。 ただし、夏場など暑い時期の場合や、2日間以上になってくる場合には、ペットホテルやペットシッターを利用することをおすすめいたします。 家族や知人などに見に来てもらってもいいかもしれませんね。 また、子猫の場合やなにかしらの病気で治療中の子の場合などは、あまり長時間のお留守番はさせない方がいいでしょう。猫に留守番をしてもらう際の注意点
ネコちゃんにお留守番をしてもらう際には、以下の点に気をつけて出かけるようにしましょう。空調管理をしっかり整える
お留守番をしてもらう際には、空調管理がとても大切です。 特に夏場は、環境や地域によっては容易に熱中症となってしまいます。 そのため、- 冷房はつけっぱなしにする
- 水をたっぷり用意する
- お風呂場や玄関など涼しい場所を開放する
水や食事の管理
留守番の際には、水をたくさん用意してあげることも大切です。 というのも、特に暑い時期の水はすぐに蒸発しますし、こぼしてしまうこともあるからです。 夏場は水が飲めないことで、熱中症や脱水などの体調不良となり、命にかかわることもあります。 お水はたっぷりと用意し、様々な場所に配置をしてあげましょう。 また、食事の管理も大切です。 ウェットフードの出しっぱなしは劣化につながりますので、留守中はカリカリフードで対応するようにしましょう。 決まった時間に出されるように、自動給餌器を用いてもいいかもしれませんね。
トイレは複数個用意すること
留守番中にはトイレの掃除ができないために、トイレが汚れたままとなってしまいます。 トイレが汚れると、排せつをためらうようになってしまう子もいます。 そうなると、膀胱炎や便秘になってしまい、治療が必要となるケースもしばしばあります。 特に多頭飼いの場合には、頭数+1個以上は必ず用意するようにしましょう。 最近では、自動で片づけてくれるトイレもあるので、あわせて利用してもいいかもしれませんね。誤食しそうなもの、危険なものは置かない
留守中は、暇だったり、不安があったりで、いつもしないことをしてしまうことがあります。 そのため、誤食しそうなもの(おもちゃやゴム、ひも類など)は、しっかり片づけて出かけるようにしましょう。 また、タンスから降りられなくなったり、カーテンに引っかかってしまったり…ということも起こりえます。 日頃から愛猫の様子をしっかりチェックし、危険性のあるものは取り除いておくようにしましょう。
猫に上手に留守番をしてもらうための対策
ワンちゃんでは『分離不安』と言って、飼い主さんと離れることで、情緒不安定となってしまう子がしばしばいます。 その結果、粗相をしたり、いたずら、破壊行動などがみられることがあります。 ネコちゃんでの分離不安は少ないものの、ときとして見かけることがあります。 分離不安は、『お互いに独立した時間』を作ることで対策をします。 トイレやお風呂もくっついてくる…姿が見えないとニャーニャー鳴く…という場合には、ちょっと距離をとってみるようにしましょう。 また、ペットカメラやペットモニターを導入することで、カメラ越しに愛猫がくつろぐ姿や食事をとる様子を見ることができます。 外出先から愛猫のいつもと変わらぬ様子を見られることは、飼い主さんにとって、安心して過ごせることにつながります。 留守番が長期になる場合には、ペットホテルやペットシッターを利用することも方法のひとつです。 動物病院やペットサロンなどのペットホテルでは、いつも誰かが見ていてくれるというメリットがあります。 また、動物病院で過ごす場合には、獣医師がいるために、万が一の体調不良でもすぐに対応してもらうことができます。 ただ、見知らぬ環境に不安やストレスを感じてしまうこともしばしばあります。 ネコちゃんは環境が変わることを不安に感じてしまう動物なので、自宅にて過ごせるキャットシッターを利用すると、お互い安心した時間を過ごせそうですね。