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猫は留守番に強い? 留守番の対策を紹介します

猫は本来、単独で生活する動物なので、犬に比べると留守番が得意な傾向があります。

とはいっても、大切な愛猫ですので、上手にお留守番ができるか?心配ですよね。

この記事では、猫の留守番の対策や何時間までお留守番ができるのか?などをお伝えしています。

愛猫のお留守番に不安がある飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね!

猫は留守番が得意?ストレスになることもある

猫はそもそも、単独で生活をする動物ですので、ある程度のお留守番は苦痛に感じません。

また、一日の大半を寝て過ごすため、ずっと一緒に過ごさなくても大丈夫です。

ただし、猫によってはさみしがり屋の子もいて、お留守番が上手にできない場合もあります。

飼い主さんがお出かけをすると、ストレスを感じて吐いてしまったり、下痢をする子もしばしばいます。

粗相やいたずらなど、いつもはしないことをしてしまう子もいます。

分離不安(家族などと離れたときに、不安や恐怖によって平常を保てなくなってしまう状態)となってしまい、攻撃性が増したり過剰発声など問題行動に発展することもあります。

どれくらいの時間までお留守番ができる?

お留守番をしてもらう際には、何時間ほどまで可能なのか?理解をしておく必要があります。

一般的には、成猫の場合には、1泊までなら大丈夫なことが多いです。

もちろん、以下でお伝えする準備を万端にして出かける必要はあります。

また、季節によっても違いはあり、春や秋など過ごしやすい季節は安心してお留守番をさせられますが、夏や冬などは気をつけないといけないこともあります。  

ただし、子猫やシニア猫、家に来たばかりの猫の場合などではトラブルが生じる可能性が高いので、留守時間はなるべく短くするようにしましょう。

長期になる場合には動物病院なども利用

1泊以上の留守番を考えている場合やお留守番が不安な場合には、家族や知り合い、ペットシッターや動物病院を利用したほうが安心できます。

猫は家につく動物ですので、可能であれば家で過ごさせてあげたいものです。

その場合には、家族やお友達、ペットシッターさんに自宅に来てもらうといいでしょう。

食事やトイレの管理、安全面の確認などをお願いしましょう。

  また、動物病院やペットホテルを利用する方法もあります。

家で過ごせないというデメリットはあるものの、過ごす時間の大半を誰かが見ていてくれるため、安心して過ごすことが可能です。

動物病院なら獣医師がいるので、万が一の体調不良のときでも安心して預けることができます。

短い時間から慣らしていこう!

いくら留守番が得意な場合でも、いきなり長時間の留守番をさせるのはよくないです。

まずは数時間程度の短い時間から慣らしていくようにしましょう。

特に分離不安の子の場合には、飼い主さんが出かけると察知した時点から調子を崩してしまうこともあります。

普段からお互いが独立して過ごす時間を確保し、また、遊びや触れ合いを通して適切なコミュニケーションをはかるようにしましょう。

愛猫のお留守番対策

では実際に、上手にお留守番をしてもらうための対策をお伝えします。

お水と食事はしっかり用意

お水は一カ所に置くのではなく、部屋のいろんな場所にいくつか配置するようにしましょう。

万が一こぼしてしまったり、帰宅ができない状況のときなどに助かります。

特に夏場の暑い時期には、水がないことで容易に熱中症となってしまうので気をつけましょう。

また、留守にする時間が長いときには、自動給餌器があると便利です。

特定の時間にタイマーをセットすると、エサが出るようになるため、規則正しく給餌をできることも安心ポイントです。

カメラがついていたり、飼い主さんの声が聞こえるタイプのものもあり、好みに合わせて選ぶようにしましょう。

おもちゃをあげる

お気に入りのおもちゃを用意してあげれば、留守番中もたいくつせず過ごすことができるでしょう。

ただし、誤食しやすいヒモ状のものや破損しやすい形状のものなどは避けるようにしましょう。

ゆらゆら揺れるおもちゃなどがついたキャットタワーなど

あると、遊んで、登ったり降りたり、爪研ぎをしたり退屈しにくいです!

 

ケージにしまう

普段からケージで過ごすことに慣れている場合には、留守中はしまっておくことで安心ができます。

ある程度の大きさ(特に高さ)があれば、猫も自分の場所として認識し、ゆっくりとくつろげるでしょう。

ハンモックやクッションなども入れてあげ、落ち着いて過ごせるようにしてあげましょう。

トイレを複数個用意する

トイレは頭数+1個以上を用意しましょう。

猫は清潔を好む動物なので、汚れていると粗相をしてしまうこともあります。

特に多頭飼いの場合には、置き場所によってはトイレを利用できない子が出てくるおそれもあるので、いろんな場所に配置をしてあげましょう。

ペットカメラを導入する

ペットカメラがあれば、留守中に何をしているかを見ることができるため安心です。

おやつが出たり、停電時にも利用できるペットカメラもあるので、導入を考えてみてもいいでしょう。

部屋は常にきれいにしておく

お留守番中は飼い主さんの目が届かないので、普段では予測できない事故が生じることがあります。

例えば、誤食事故は多いです。

ゴミをあさってしまったり、普段は触らないような植物を食べてしまったり… そのため、常日頃から整理整頓をして、愛猫の手が届かないようにしておきましょう。

また、不慮の事故が起こらないように、家具は転倒しないようにしっかり固定し、扉は開かないように、また、チャイルドロックがあるような家電は積極的に利用しましょう。

暑さ対策、寒さ対策を忘れずに!

夏は暑さ対策を、冬は寒さ対策を忘れないようにしましょう。

環境省によると、夏のエアコン冷房時の室温の目安は28℃、冬の暖房時の室温の目安は20℃となっています。

あくまでこれは人が快適と感じる室温のことですが、猫にとってもおおよそこれは同じといえます。

また、この数値は室温のことであり、エアコンの設定温度ではないことに注意しましょう。

ブランケットやペットベッドなども併用して、快適な環境を作ってあげましょう。

【まとめ】猫の留守番の対策~何時間までお留守番ができるの?

愛猫に上手に留守番をしてもらうためには、日頃からの対策が必要となります。

猫は犬に比べると留守番が得意ではありますが、あまり長時間にならないように配慮しましょう。

大切な愛猫が安心してお留守番をできるように、日頃から環境を見直すようにしましょう!

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