生後3ヶ月の仔猫に与えるご飯。種類と量について

新しく子猫を迎えた方にとって、どういったご飯をどれくらいあげればいいのかは悩んでしまいますよね。

3か月齢の子猫は成長期ですので、どのような食事を与えるかによって、今後の体の成長に大きく関わってきます。

この記事では、生後3か月齢の子猫に与えるご飯の種類や量、回数などについてお伝えしています。

愛猫がしっかり健康的に育ってほしい!という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。

 

生後3か月齢の子猫にあげるご飯の種類

生後3か月齢の子猫にあげるご飯は、『1歳齢未満の子猫用』『キトン用』などと表記のある総合栄養食にしましょう。

成猫用の食事では、カロリーや栄養成分が異なるため、必ず子猫用をあげることが大切です。

総合栄養食とは、その食事と水のみを与えていれば、健康の維持ができるバランスの取れた食事のことです。

総合栄養食以外には、一般食や間食(おやつ)、その他の目的食などといった食事もあり、これらを単独で与えていると体が十分に成長できません。

パウチの商品には総合栄養食でないものも多いので、気をつけて選ぶようにしましょう。  

また、生後3か月齢前後は、今後の食事の好みが決まる時期のため、いろいろな味や原材料(白身、鶏肉、牛肉など)、食感を楽しませてあげましょう。

具体的には『ミックスフィーディング』といい、ドライフードとウェットフードを混ぜて与える食事形態がおすすめです。

ミックスフィーディングにすることで、バランスよく、かつ偏食をしない猫に育ってくれます。

3か月齢の子猫は、歯が生えそろっている時期ですので、ふやかさずにカリカリのまま与えても大丈夫です。

ただし、子猫は水分を多く必要とするので、引き続きふやかしたり、ウェットフードも混ぜて与えるといいでしょう。

ウェットフードは成分の70~80%が水分となっており、将来的に腎臓病になりやすい猫にとってはおすすめの食事といえます。

人の食事はNG!

「いろんなものを食べさせてあげるといいです!」といっても、人の食事を与えてはいけません。

人の食べるものに興味を抱くと、食卓に上ってきたり、横取りされたり大変になるだけでなく、留守中の誤食事故も増えてしまいます。

また、塩分の取りすぎや、合わない食事によって中毒を起こしてしまう可能性もあります。 必ずキャットフードのみを与えるようにしましょう。

量はどれくらいあげるといいのか?

あげる食事量については、その食事のカロリーが関わってくるので、一概に何グラムとは言えません。

そのため、パッケージに記載の量をあげるといいでしょう。

ちなみに、猫が1日に必要なカロリー(1日あたりのエネルギー要求量:DER)については以下のような計算式があります。

1日あたりのエネルギー要求量(DER)=安静時のエネルギー要求量(RER)×活動係数

※RER(単位:kcal)=体重(kg)×30+70

安静時のエネルギー要求量とは、猫が何もせずにただじっとしているときに使われるエネルギー量です。

これに活動係数という、年齢や運動量、避妊去勢の有無などを考慮した係数をかけることで、1日当たりのエネルギー要求量を計算することができます。

3か月齢の子猫の活動係数は2.5となります。

ただし、代謝や体格には個体差があるため、これで算出された量よりも多い子、少ない子がいるので注意しましょう。

実際には、愛猫の体型や体重、食いつき加減や触り心地などをみて、量を決めるようにするといいですね。

食事の回数はどれくらいがいい?

子猫のうちは、なるべく食事の回数を分けて与えるようにしましょう。

というのも、胃がまだ小さいですので、一度に食べられる量が少ないからです。

生後3か月齢なら、1日3,4回程度に分けてあげるといいですね。

ただし、一気に食べる子、ちょこちょこ食いの子と、その子の食べ方によっても異なりますので、これも食いつき方や体型などで判断しましょう。

仕事をしていてなかなか分けてあげることが難しい方の場合には、

  • 仕事に行く前
  • 帰ってきてから
  • 寝る前

などにあげるといいですね。

「8時間間隔であげることができません…」という飼い主さんも多いですが、時間は厳密ではなくても大丈夫です。

3か月齢の子猫の体重はどれくらい?

一般的に、3か月齢の子猫の体重は1.0~1.5kg程度です。

体格に違いがありますので、これより軽い子・重い子もいます。

体重が日ごとに増えていることが重要で、定期的に測ってあげるようにしましょう。

明らかに骨ばっている感じは痩せすぎですので、食事量を増やしたり、獣医師に相談をするようにしましょう。

子猫が食事を食べてくれないときの対処法

子猫のうちは、家にまだ慣れていないため、また、偏食で少量しか食べてくれない子もいます。

ただ、あまり食べてくれないと、体の成長が心配ですよね。

そんなときには、

  • 手からあげてみる
  • 床に置いてみる
  • 温めてみる
  • 器の種類を変えてみる
  • あげる場所を変えてみる
  • あげる時間帯を変えてみる
  • 遊んだ後にあげてみる
  • おやつを混ぜてみる

などいろいろ工夫してみるといいです。

mofcatおすすめのフードボウルを使って雰囲気を変えてみても!

 

 

 

市場にはたくさんの種類の子猫用ご飯が販売されていますので、いろいろと試してみるのもいいかもしれません。

ただし、風邪や具合が悪くて食べてくれないこともあるので、工夫しても食いつきが悪い場合や他にも症状がある場合には、迷わず動物病院を受診するようにしましょう。

 

【まとめ】3か月齢の子猫にあげるご飯の量や種類、回数について

3か月齢の子猫は成長期ですので、子猫用の総合栄養食を1日2,3回に分けて与えるようにしましょう。

その際、ミックスフィーディングといい、いろんな味や食感の食事を混ぜて与えることで、将来的に選り好みをしづらくなります。

量は食事の種類によって異なるので、フードのパッケージやお伝えした計算式をもとに決めるようにしましょう。

子猫の3か月齢は体をつくるのに大切な時期なので、しっかり食事管理をしてあげましょう!

 

参考資料

  • 左向敏紀,阿部又信,大島誠之助,徳本一義,百田豊,森昭博,臨床栄養学,interzoo,2019,p4-p14
  • 日本ペットフードHP