猫のふみふみは愛情表現? 猫のふみふみに迫る!ゴロゴロするときはどんなとき?

猫が前足を押しつける動き『ふみふみ』をする光景はとってもかわいいですよね。

でも、猫は「かわいいでしょ!?」と思ってふみふみをしている訳ではありません。

この『ふみふみ』には、いったいどんな理由があるのでしょうか。

この記事では、猫のふみふみのヒミツに迫ります!

 

猫がふみふみするときの5つの理由

猫はクッションや飼い主さんなどにふみふみをしますよね。

ふみふみの対象物としては、やわらかく温かいものである傾向があります。

 

例えば、

  • 人のおなかや太もも
  • 毛布やブランケット
  • クッション
  • ぬいぐるみ

…といったところです。

特に飼い主さんのにおいがついていると安心してふみふみをします。

このやわらかく温かいものに『ふみふみ』するのには、5つの理由があります。

 

①甘えたい!

猫がふみふみをする理由の代表としては『甘えたい!』があります。

ふみふみは、もともと母猫のおっぱいを刺激してミルクを出す動きなので、甘えている証拠なのです。

あたたかくてやわらかいものに触れると、本能的に思い出してしまうのですね。 また、家族によってふみふみする人としない人がいる場合も多いです。

いつも食事をくれたり、遊んでくれる人にする傾向があるので、愛情にしっかり気づいているのでしょうね。

ふみふみしてきたときには、優しく様子を見守ってあげましょう。

 

②眠たい…

半目でふみふみしているのもよく見ると思われます。

そう、猫は眠たいときにもふみふみをします。

子供のときに母猫に甘えていたのを思い出しているのかもしれませんね。

 

③おなかがすいたとき

上でもお伝えした通り、もともとは母乳を飲むためにしていた行為です。

そのため、「おなかがすいたら、ふみふみするとおっぱいが出る!」と記憶しているのだと思われます。

かわいいなと思いつつ、食事を用意してあげるといいですね。

 

④甘え足りなかった

ふみふみをしすぎている場合には、幼少期にあまり甘えることができなかった可能性もあります。

兄弟猫に負けていたり、早期の離乳などが関係しているのかもしれません。

子猫気分が抜けないためなので、思う存分甘えさせてあげるといいですね。

 

⑤ストレスを抱えている

不安やストレスを感じたときにも、気持ちを落ち着かせようとふみふみをすることがあります。

今までふみふみをしなかった子が急に始めたら、何かストレスを抱えている可能性があります。

環境や生活スタイルの変化をいま一度確認してみるようにしましょう。

 

ふみふみをしない場合は?

子猫のうちはふみふみをしていたのに、大人になったらしなくなった…ということもあります。

一般的には、大人の猫になった場合には、する頻度が減少する傾向にあります。

一方で、大人になってもふみふみする子もいます。

大人の猫の場合には、上記の理由だけでなく、巣を整える意味や闘争前のポーズだとも言われています。

また、育った環境にも影響されるので、ふみふみを全くしない子もいますが、問題ではありません。

ただ、本当はふみふみをしたいのに、できる環境ではないためにしていない子もいます。

その場合には、毛布やブランケットなど、やわらかいものを用意してあげてもいいかもしれませんね。

 

同時にゴロゴロとのどを鳴らすときもある

ふみふみと同時に、様々な行動がみられることもあります。

 

例えば、

  • のどをゴロゴロと慣らす
  • 手をぐーぱーする
  • くねくねする
  • 布をちゅぱちゅぱする
  • よだれをたらしている

といったことです。

のどをゴロゴロ鳴らす音も、親猫とのコミュニケーションに関わっていると言われています。

ゴロゴロ鳴らす振動を母猫に与えることで「ここにいるよ!しっかりミルクを飲んでいるよ!」と母猫に伝えているのです。  

これらの行動が見られた際には、うっとりした表情をしていますよね。

極上の時間を味わっているので、温かい目で見てあげるようにしましょう。

ただ、布類を異常にちゅぱちゅぱしている場合には、食べてしまうこともあり注意が必要です。

これは『ウールサッキング』という猫の問題行動の一つです。

間違って食べてしまうと腸につまって、最悪手術になってしまうこともあります。

過度にちゅぱちゅぱしている場合には、ストレスの原因を探して取り除いてあげるようにしましょう。

猫にとってのストレスはたくさんあり、特定が難しい場合も多いですが、

  • 同居猫や犬、家族との関係
  • 引っ越しや模様替え
  • 生活リズムの変化
  • 地震や工事、騒音
  • 食事の内容やタイミングの変化

などといったことがあります。

いま一度、よく観察してみましょう。

 

後ろ足のふみふみは発情期!

今までお伝えしていたのは、前足でのふみふみですが、後ろ足でふみふみする場合もあります。

このときは、『発情期』の可能性もあります。

特に去勢をしていないオス猫が、後ろ足だけでふみふみする場合にはそうだと思われます。

腰を高くあげたり、しっぽを震わせながら排尿したり…といったことも同時にみられます。

ただ、発情期に相手の猫がいないことは、猫にとっては大いなるストレスとなります。

生後半年齢から1歳くらいまでには、避妊去勢手術をすることをおすすめいたします。

【まとめ】猫のふみふみは愛情表現? 猫のふみふみに迫る!ゴロゴロするときはどんなとき?

猫のふみふみは本能行動の一つです。

もともとは母親とのコミュニケーションのために行っていたものですが、飼い主さんへの愛情表現の一つとされています。

ゴロゴロ、手のぐーぱーもあわせて安心して身をゆだねている証拠です。

かわいいなと思いつつ、どんな気持ちなのかも理解すると、毎日がより楽しく過ごせそうですね!

 

参考資料

  • 今泉忠明,猫脳がわかる!,文春新書,2019