ネコちゃんの去勢手術を行う方

ネコちゃんの去勢手術を行う方、検討している方は多くいらっしゃいます。

去勢手術には、マーキング行動を抑えたり、性格を穏やかにする可能性があります。

ただし、いくつかの気をつけるべきポイントもあります。

この記事では、去勢後の猫に起こる変化や手術後の注意点などをお伝えしています。

愛猫の去勢手術について考えている飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。

去勢後の猫に起こる変化とは?

一般的には、去勢手術を行うことで、性格が穏やかになり攻撃性が低下し、飼いやすくなる傾向にあります。

これは、オス猫のタマタマ(睾丸)を取ってしまうことで、そこから放出される男性ホルモンの量が低下するからです。

男性ホルモンが出なくなることで、攻撃性がやわらぎ、問題行動が抑えられる可能性があります。

ただし、その子本来の性格もあるので、去勢手術をしても変わらず気が強い子もいます。

また、おしっこをいろんなところにしたり、スプレー行為などといったマーキング行動も減少することが多いです。 

去勢後に起こる変化として多いお悩みには、体重が増加することがあります。

今まで使われていた性に関するエネルギーが必要でなくなるため、その分のカロリーが余剰になってしまうからです。

手術前と同じ食事量を与えていると簡単に太ってしまうため、量を減らしたり、減量食にする必要があります。

おもちゃやキャットタワー・キャットウォークなどを使って、適度に運動させてあげることもいいですね。

猫の去勢手術はいつごろ行う?

猫の去勢手術は、体の成長が止まりつつある生後半年齢程度から行うことができます。

ただし、体の成長が遅い場合には、時期を遅らせることもあります。

また、メス猫の避妊手術は病気の予防の観点からなるべく早期に行った方がいいですが、オス猫の場合には、早期に手術をすることでの病気の予防効果はあまりないです。

そのため、あわてて手術をする必要はありません。

とはいっても、マーキング癖がついてしまう可能性もあるので、去勢手術をご希望の場合には、なるべく小さいうちにするといいですね。

去勢手術のメリットとデメリット

猫の去勢手術ですが、メリットとデメリットがあります。

以下で分けて説明していきますね。

去勢手術のメリット

去勢手術のメリットには、
  • 性格が温和になる
  • マーキングなど問題行動が減る
  • 望まぬ妊娠をなくす
  • ストレスがなくなる
  • 生殖器の病気のリスクが下がる
といったことがあります。

性格が温和になる

上記でお伝えした通り、男性ホルモンが出なくなるので、性格が温和になる傾向があります。

そのため、性格的にも大人しくなり、飼いやすくなることが多いです。

特に、多頭飼いの場合には、なわばり争いが減るため、けんかや不慮の事故などを防ぐことができます。

マーキングなど問題行動が減る

発情時の粗相や過剰発声などの問題行動が減る傾向があります。

トイレ以外の場所に排泄をしてしまい、悩んでしまう飼い主さんは多いです。

なるべくマーキング癖がつく前に、手術を考えるようにしましょう。

また、外の(発情)猫を求めて脱走する可能性も減り、安心して過ごすことが可能となります。

望まぬ妊娠をなくす

1匹で完全室内飼いの場合には、関係ないかもしれません。

しかし、外に出る猫や万が一脱走してしまった場合には、容易に繁殖をしてしまいます。

猫の交尾による妊娠確率は100%とも言われており、妊娠すると一度に4,5匹の子猫を生みます。

全てを育てるのは難しいですし、必ずしも貰い手がつくとも限りませんので、望まぬ妊娠は避けるようにしましょう。

ストレスがなくなる

去勢手術をしていない場合、常にメス猫のことを考えて行動しているため、交尾ができないことが非常に強いストレスとなります。

外からにおってくるわずかなフェロモンにも反応して、いらだちや不安を覚えることもあります。

去勢をすることで、そういったストレスから解放される場合が多いです。

生殖器の病気のリスクが下がる

これは中高齢になってから起こる問題ですが、精巣腫瘍などの生殖器に関わる病気の発生を減少させます。 ただし、ホルモンに依存せずに病気になることもあるので、注意が必要です。

去勢手術のデメリット

去勢手術によるデメリットはほぼないといえますが、唯一あげるとしたら麻酔のリスクがあるかもしれません。

100%安全な麻酔はありませんので、麻酔から覚めないということもあるのです。

ただし、去勢手術は麻酔時間も比較的短く、術前検査もしますので、そういった状況はほぼ起こらないといえます。

不安な場合には、主治医の先生に確認をしましょう。

また、去勢後には太りやすくなってしまうこともあるので、体重の管理には十分気をつけるようにしましょう。

去勢手術後の注意点

去勢手術を受けた後には、いくつかの注意点があります。

まずは、傷口を舐めないように、エリザベスカラーをすることです。

猫の去勢手術は傷口を縫わないですので、舐めまわすことで感染が起きる可能性があります。

そのため、エリザベスカラーを2,3日の間装着するようになります。

装着日数は動物病院によって異なります。

エリザベスカラーを着用することで、トイレに行かない、動かないなどといつもと行動が変わってしまうことがあります。

飼い主さんの目が届く範囲でなら、タイミングをみて外してあげても大丈夫です。  

また、手術の当日・翌日は多少なりとも痛みが生じます。

去勢手術は日帰りでできる場合が多く、術後は自宅で安静にして、早めに休ませてあげるようにしましょう。

食事を摂らずに寝てしまったり、吐いてしまうこともあるので、あらかじめ主治医の先生に疑問点は確認をしておきましょう。

【まとめ】去勢後の猫に起こる変化や手術後の注意点を解説

猫は去勢手術をすることで、マーキング行動が減ったり、性格が穏やかになることが多いです。

性格が温和になることは、一緒に過ごしていく上ではとても重要なことですよね。

去勢手術を検討している場合には、生後半年齢程度で行うといいです。

手術後は太りやすくなってしまうことがあるので、日頃から愛猫の体型をよくチェックし、太り気味なら食事量を減らしたり、減量食にして対応しましょう。