愛猫のくしゃみ、もしかして猫風邪?早期対処で守る健康

愛猫のくしゃみ、もしかして猫風邪?早期対処で守る健康

✅目次

  1. 猫風邪とは?

  2. 猫風邪の主な症状

  3. 原因となるウイルス・細菌

  4. 自宅でできるケア方法

  5. 病院に行くべきタイミング

  6. 猫風邪の予防法

  7. まとめ


🧪猫風邪とは?

猫風邪とは、「猫上部呼吸器感染症」と呼ばれる猫の風邪のような病気の総称です。くしゃみや鼻水、涙など、人間の風邪に似た症状が見られます。ウイルスや細菌の感染が原因で起こり、特に子猫や免疫力の弱い猫に多く見られます。


🤧猫風邪の主な症状

以下のような症状が見られたら、猫風邪の可能性があります:

  • くしゃみが続く

  • 鼻水(透明〜黄色っぽい)

  • 涙目、目ヤニ

  • 食欲が落ちる

  • 元気がない

  • 発熱(触ると体が熱い)

  • 呼吸が苦しそう

症状は軽度から重度までさまざまで、自然に治るケースもありますが、放置すると肺炎などを引き起こすこともあるため注意が必要です。

 


🦠原因となるウイルス・細菌

猫風邪の主な原因は、以下の病原体です:

  • 猫ヘルペスウイルス(FHV):目の炎症やくしゃみを引き起こす

  • 猫カリシウイルス(FCV):口内炎や発熱も伴うことがある

  • クラミジア:主に結膜炎などの目の症状を起こす

  • マイコプラズマ:肺炎を引き起こすことも

これらは、猫同士の接触や飛沫、食器の共有などでも感染します。


🏠自宅でできるケア方法

症状が軽い場合は、以下のような方法でケアしてあげましょう:

  • 鼻水や目ヤニをぬるま湯でやさしく拭き取る

  • 部屋の湿度を50〜60%に保つ(加湿器の使用がおすすめ)

  • 食欲が落ちているときは、温めたウェットフードなど香りの強いごはんを与える

  • 安静にできる静かな環境を整える

ただし、症状が改善しない場合は早めの受診が大切です。


🏥病院に行くべきタイミング

以下のような場合は、すぐに動物病院に相談してください:

  • 食欲が2日以上ない

  • 鼻詰まりで呼吸が苦しそう

  • 涙や目ヤニが増えてきた

  • 高熱がある(体が異常に熱い)

  • 子猫や高齢猫が症状を示している

病院では、抗生物質・点滴・目薬・栄養補助などの処置が行われます。


🛡猫風邪の予防法

猫風邪は、日頃の予防がとても大切です:

  • 定期的なワクチン接種(混合ワクチン)

  • ストレスの少ない生活環境を整える

  • 感染猫との接触を避ける

  • 外から帰った後は、手洗いや衣類の着替えをする

多頭飼いや保護猫の受け入れ時も、検疫期間を設けることで感染リスクを下げられます。


📌まとめ

猫風邪は決して珍しい病気ではありませんが、油断すると重症化する可能性もあります。
くしゃみや鼻水といった小さなサインを見逃さず、早めにケアしてあげることで、愛猫の健康を守ることができます。

もし少しでも異変を感じたら、迷わず獣医師に相談しましょう。
愛猫の元気な毎日を守るために、飼い主さんの気づきがいちばんのカギになります✨

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