猫が服を着るメリットやデメリット、選び方や注意点

「かわいい愛猫に服を着せてみたいな!」 そんな飼い主さんは多くいらっしゃいます。 でも実際、ネコちゃんが服を着ることはどうなのでしょうか? この記事では、猫が服を着るメリットやデメリット、服の選び方や注意点などをお伝えしています。 愛猫に服を着せたいけど悩んでいる…という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。

猫が服を着るメリットとデメリット

かわいい愛猫が服を着ていると、より愛おしくなってしまいますよね! 市場には様々な服が販売されているので、ついついいろいろと着せたくなっちゃいますよね。 でも、ネコちゃんが服を着ることには、メリットもありますがデメリットもあるのです。

メリット

猫が服を着るメリットとしては、『皮膚のケアができる』ことと『寒さから守ることができる』ことがあります。 特に、
  • 乾燥肌の子
  • 毛が薄い、ない子
  • アレルギーがある子
  • 皮膚病で治療中の子
  • 手術後や傷がある子
  • 薬を塗っている子
  • シニア猫

などにとっては服を着ることで、皮膚を守ることができます。 猫の皮膚は人の皮膚の1/3程度の厚さしかないため、容易に皮膚トラブルを生じてしまいます。 治療に際して、「かかないでね!」「舐めないでね!」と伝えても、なかなか伝わらないですよね。 また、ネコちゃんにおいては、ストレス行動で毛をバリバリむしってしまう子もいます。 そのような場合には、治療と合わせて服の着用が大いに役立ちます。 エリザベスカラー(首に巻くわっか)をするという方法もありますが、動きが制限されたりぶつかったりで、ストレスに感じてしまう子が多いのが実際です。 最近では、『術後服』や『皮膚保護服』といった、手術後の傷や治療中の皮膚を守ること専用の服も販売されています。 慣れてしまえば、エリザベスカラーより不自由に感じずに生活ができる子が多くいます。   また、シニア猫や何かしらの病気で治療中の子の場合には、体温調整がうまくできないこともあります。 そんなときには、暖房やブランケットなどで環境を整えてあげることと同時に、服を着ることで保温・保湿効果が得られます。

他にもフワッと猫ちゃんのことを包んでくれるキャットハウス

などを併用することもおすすめします!

 

デメリット

猫は本来、服を着ない動物ですので、着用することでストレスがかかってしまう場合があります。 服を着る際には手足を変な方向にさせるので、嫌がって噛んでくる子や、着ることで動かなくなったり、パタリと倒れてしまう子もいます。 中には、服をビリビリに破いてしまう子もいます。   猫は多くの時間を毛づくろいに費やす動物ですので、服を着ることで毛づくろいができない状況をストレスに感じます。 毛づくろいには、毛並みを整えたり余剰な毛を取り去るだけでなく、体温調節や血行促進、リラックス効果などもあります。 『転位行動(てんいこうどう)』と言って、不安なことやストレスがあると、毛づくろいをして気分を落ち着かせることもあります。 実際、服を脱がせてあげると、止まらない勢いで毛づくろいをし続ける子がほとんどであり、服はストレスとなることもあると言えそうです。   そのためファッションとして着させるのは、猫にとってはちょっとかわいそうかもしれません。 もしイベントや外出などで着させたいなと思うときには、なるべく短時間にしてあげるようにしましょう。

猫の服の選び方と注意点

猫の服を選ぶ際には、体にフィットする服を選んであげるようにしましょう。 サイズがあっていない服だと、脱げてしまって意味がないだけでなく、家具やキャットタワーなどにひっかかってしまい事故になる可能性もあります。 購入の際には、
  • 愛猫の首回り
  • 胸囲(胴の部分;前足の付け根の後ろ側を一周する)
  • 着丈(首の位置からしっぽの手前まで)
を採寸して体に合うものを選ぶようにしましょう。 くねくね動いてうまく採寸できない場合には、体重別で選ぶようにするといいですね。   服を選ぶ際に注意しないといけないことは、余計な装飾がないものを選ぶということです。 ボタンやリボンなどの飾りなどは猫が気になってしまい、誤食してしまうことが多いです。 かざりはなるべく少なく、シンプルな構造のものを選ぶようにしましょう。   そして、猫に服を着せる際に最も重要なことが、『嫌がっている場合にはやめる』ことです。 無理に着させることで、ケガや事故を生じたり、パニックになってしまうこともあります。 特に、手術後においては傷の治癒にとってよくないですので、嫌がる場合にはエリザベスカラーに変更するようにしましょう。 また、常に着用していることで、体の不調を見逃してしまうこともあります。 「傷はしっかり治ってきているのか?」 「愛猫は痩せてきていないか?」 「皮膚にできものやトラブルはないか?」 など、時々服を脱がして確認するようにしましょう。

少しずつ慣れさせるようにしよう!

服を着ないといけないシーンにおいても、はじめから長時間着させるのではなく、様子をみつつ短時間から慣らしていくようにしましょう。 また、服の種類によって着用できるもの、こばむものがありますので、いろんな形状や素材を試してみてもいいですね。 術後服としての使用を考えている場合には、手術の前から慣らす練習をしておきましょう。 おやつやおもちゃを使って、気を紛らわせることで、気がついたら慣れていることも多いです。

【まとめ】猫が服を着るメリットやデメリット、選び方や注意点

猫が服を着るメリットは、皮膚を守ることと、寒さ対策があります。 皮膚病の子や手術後の傷の管理などには、服を試してみるのも方法の一つです。 ただし、動かなくなってしまったり、ビリビリに破いてしまうこともあるので、嫌がる場合には無理に着させるのは控えましょう。 愛猫の様子をよくみつつ、服を着せるかどうかの判断をしましょう!